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ドイツの名工「Jens Ritter instruments」と日本の食品サンプルの技術が融合し、SUSHIギターが誕生しました!
ドイツの名工「Jens Ritter instruments」と日本の食品サンプルの技術が融合し、SUSHIギターが誕生しました!
Ritter×FAKE FOOD HATANAKAコラボ!SUSHIギターが誕生
ドイツの名工「Jens Ritter instruments」と日本の食品サンプルの技術が融合し、この度SUSHIギターが誕生しました!
Jens Ritter instrumentsのハイエンドなエレキギターは、進歩的なデザインと構造、芸術的な外観、そして入手困難であることでもよく知られています。その「Jens Ritter instruments」と、日本の食品サンプル会社「FAKE FOOD HATANAKA」(食品サンプルの畑中)がコラボレーションを実施し、SUSHIギターを制作致しました。
SUSHIギターは、Jens Ritter氏の手がける美しいフォルムのギター「プリンセス イザベラ」がベースになっており、ギターのボディーには白く輝くシャリが盛られ、その上に、人気の高い御馴染みの寿司ネタ(トロ、甘えび、鯛、いくら、サーモン、赤身マグロ、ウニ、イカ、帆立)、江戸前寿司を代表する寿司ネタ(コハダ、あおやぎ)を並べました。
大葉、薄切りのきゅうり、レモンスライスも彩を添えています。また、寿司を食する上で欠かせない醤油とワサビもしっかりデザインに組み込まれている点にもご注目ください。
SUSHIギターは、ドイツのマンハイムで開催された、世界中のギタリストが集まる「Guitar Summit ギターサミット」においても披露されました。
<プリンセス・イザベラについて>
プリンセス イザベラは、いくつかの珍しい特徴を備えたバリトン ジャズ ギター コンセプトの楽器です。コレクターとの会話からインスピレーションを得たこのソリッドボディ楽器は、中空ボディのサウンドをエミュレートすることを目的としています。これを実現するために、各弦に手作りの真鍮の弓を組み込んだブリッジが使用されます。その他の珍しい特徴としては、1 インチのボディ厚、レンダリングされた牛の骨から作られたナット、24 カラットの金仕上げのブリッジ コンポーネントが挙げられます。
The Princess Isabella Baritone Guitar
The Princess Isabella is a baritone jazz guitar concept instrument with several uncommon features. Inspired by a conversation with a collector, the solid body instrument is meant to emulate the sound of a hollow body. To achieve this, a bridge incorporating hand-cast brass bows for each string is used. Other unusual features include a body thickness of one inch, a nut made from rendered cow bone, and 24 carat gold finished bridge components.

<Jens Ritter氏について>
日本や寿司にも造詣が深いJens Ritter氏。
写真と文章(日本語訳)は「Jens Ritter instruments」ホームページより。
プリンセスイザベラのコレクションほかの美しい楽器の数々見ることができます。

おまかせとは日本語で「シェフにお任せ」という意味です。本質的に、あなたはシェフに、あなたのために最高の食事を準備してくれると信頼していると伝えていることになります。シェフはお客様の特別なリクエストや食事制限を考慮し、お客様のためだけのユニークな食事をお作りします。
家族との夕食中に「おまかせギター」という楽しいアイデアを思いつきました。このアイデアは何日も私の頭から離れず、最終的に、特に私の楽器のコレクターにとっては素晴らしいコンセプトであると判断しました。
ロサンゼルスの NAMM ショーで最初のギターを紹介しましたが、非常に好評でした。
Jens Ritter instrumentsホームページより Photo by Johan Visbeek

<制作を担当した食品サンプル職人の談話から>
Ritter氏よりオファーを戴いた時には、とても驚いたと同時に、弊社を知ってご連絡戴いたことをとても光栄に思いました。
工房に届いたプリンセス・イザベラのギターケースを開いた時には、その美しさに目を奪われました。
この洗練されたフォルムを大事にして、心を込めて食材を盛り付けていかなければ!と気を引き締めて作業に臨みました。
寿司の飾りつけ作業を経たギターのベース(※土台という意味のベースです。)は、ドイツのJens Ritter instrumentsの元へとお送りし、その後に弦が張られ、仕上げの作業を経て完成した姿となったわけですが、完成したギターの写真が弊社に届いたときに一膳の箸がクロスする形でネック部分に追加されているのを目にし、「箸だ!箸が無くっちゃね!」と、Ritter氏の心使いに感激し、一本取られた気持ちになりました。まぁ、箸なので二本ですかね。
